最高運用責任者(CIO)メッセージ

MESSAGE FROM CIO

最高運用責任者(CIO) 東出 卓朗 Takuo Higashide

auアセットマネジメントが最先端の運用手法で
安定的な資産形成を実現します

auアセットマネジメントの運用手法

auアセットマネジメントは、テクノロジーを積極的に活用しながら、市場参加者が意識する着眼点や相場観と、学術的な数理科学の側面を踏まえた定量的なルールを構築して運用する「クォンツ手法」に軸足を置いてまいります。
クォンツ手法の優れた点は、構築したルールが陳腐化しない限り、将来に渡ってバックテスト※と似通った収益の獲得を期待できることにあり、安定した期間収益を獲得(=安定的な資産形成を実現)されたいお客さまのご期待にお応えできる運用手法であると考えます。

バックテストとは、ルールにもとづく運用手法の有効性を検証することを目的とし、過去のデータを用いて行う投資シミュレーションのこと。

最先端の運用手法を取り入れ、TOPクオリティの商品をご提供

運用手法開発は日進月歩で、実業界・学術界双方が、時には共同しながら、日々様々な分析・研究開発を行っています。その中でも最先端の研究成果などは論文や学会の場で公に発表されています。
しかし、学術研究で良い結果が示された手法が、必ずしも実際の運用において有効であるとは限りません。
従って重要なことは、最先端の学術研究の中から実務上有効な手法を正しく見定めて実運用に適した形で実装することであり、これには実運用と学術研究双方の深い知識や経験が必要になります。
私自身、運用者かつ研究者という立場を活かし、各分野の最先端で研究を進めるアカデミアとの産学連携を前進させ、変化し続ける相場環境に対応したTOPクオリティの運用商品・サービスを提供してまいります。

真の顧客目線でファンド業界がまだ対応できていない課題に切り込みます

クォンツに特化したことだけでなく、ビジネス的視点でも運用業界における未開拓領域に次々と切り込んでいき、真の顧客目線での商品を提供していきます。これは、大手系列金融機関に属さない独立系運用会社において、機動性に富む少数精鋭のチームだからこそ実現可能と考えます。

お客さまの立場で考える運用会社

DX化の流れが加速するなかで、運用業界にもその流れが着々と浸透しつつあります。我々はKDDI経済圏の中での役割を意識しながら、「洗練されたTOPクオリティの運用商品」と「幅広い運用機会」をご提供することで、より一層、皆様にとって頼りになる資産運用会社を目指してまいります。

最高運用責任者(CIO)
東出 卓朗

略歴

博士(工学)/ MBA(Finance) 東出 卓朗 (ひがしで たくお)

2010年4月 メガバンク入行後、市場部門にて自己勘定取引及びデスククォンツとして勤務。2015年より大手日系資産運用会社にてクォンツ並びにジャッジメンタルファンドマネージャーとして勤務した後、2021年7月にauアセットマネジメントに入社。入社後、インハウス運用体制を立ち上げ、9月1日より現職。資産運用業務に従事しながら飛び級で博士号を拝受。実務・研究の二足の草鞋を履き、真の産学連携での資産運用の実現を目指す。また、幼少期から養われたビジネス力を活かし、運用業界における未開拓領域に次々と切り込んでいき、独立系運用会社で機動性に富む少数精鋭のチームだからこそ実現可能な真の顧客目線での商品の提供を目指す。
主要専門領域はマルチアセット、債券、為替、デリバティブ、アルゴリズム取引。ポートフォリオ最適化やダウンサイドリスクコントロールに関する様々なソリューションの提供や、相場局面等を判断するシグナル組成にも精通。
研究分野は数学(確率解析)、人工知能・機械学習。2017年人工知能学会金融情報学研究会にて優秀論文賞受賞。2022年度日本応用数理学会論文賞受賞(応用部門)。
兼職として一橋大学大学院 非常勤講師、一般社団法人ADS(オルタナティブデータサイエンス)リサーチアソシエーション理事、中央大学理工学研究科 研究員。金融教育にも強い関心をもっており、難しいことを分かりやすく面白く伝えることを意識した講義を目指している。