「2022年度お客さま本位の業務運営に関する方針」に基づく2022年度の取組み状況と成果指標(KPI)
auアセットマネジメント株式会社(以下、当社)は、『お客さま本位の業務運営に関する方針』(以下、本方針)に基づいた業務運営に努め、その取組み状況を公表していきます。また、今後も公表指標を企業活動の拡充に合わせて随時見直していきます。本方針に基づく、2022年度の当社の取組み内容を以下で報告します。なお、金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係については、金融庁指定のフォーマットの「対応関係表」を掲載しております。
1.お客さまの最善の利益の追求【原則2】
当社は、2021年度に従来のファンド・オブ・ファンズに特化した運用体制から自社運用へと体制拡充を行い、2022年度は5本の公募投資信託を設定するとともに、業務フローの効率化に取り組み、信託報酬の低い投資信託設定にも注力しました。また、既存ファンドにおいても販売会社を増やし投資機会を広げることに努めてまいりました。今後もお客さまの多様化するニーズに応えるため、最善の利益を追求した商品および、販売会社等を通じた投資機会を提供してまいります。
2.利益相反の適切な管理【原則3】
当社では、お客さまの利益が不当に害されることがないよう、利益相反管理に関する基本事項について「利益相反管理方針」を定め、それに基づいた適切な管理を実施しています。また、「利益相反管理方針」についての研修を実施することにより従業員への意識づけも徹底しています。
3.お客さまにご負担いただく費用の明確化【原則4】
当社は、投資信託でお客さまがご負担する運用管理費用やその他の費用・手数料について、それぞれの費用が何の対価なのかわかりやすく記載するよう努めています。また、個人型確定拠出年金制度における手数料についても、支払先など明確に情報提供するようにしています。
4.重要な情報の分かりやすい提供【原則5】
2022年度は、「auのiDeCo」のサービスサイトをリニューアルしました。スマートフォンアプリについてもコンテンツの追加、より情報が見やすいデザインへとバージョンアップしました。
<投資教育に資する情報のご提供>
当社では投資初心者の方にも安心して資産運用を始めていただけるよう「auのiDeCo」サービスサイトに資産運用に役立つコラム『マネーのレシピ』を掲載しています。
1人あたりのコラム閲覧数
(注記)
1人あたりのコラム閲覧数は、auのiDeCoウェブサイトに掲載する投資教育コラムの閲覧数を、期間内に当社サイトを訪問した実人数で割ったもの。(日次で算出し年度平均したもの)表の2021年値は2021年4月から2022年3月末まで、2022年値は2022年4月から2023年3月末までを掲載。
5.お客さまにふさわしいサービスの提供【原則6】
<真のお客さまニーズの追求>
「auのiDeCo」の商品数を5商品から22商品に拡充しました。
かねてよりご要望の多かった運用コストを抑えたインデックスファンドや、安定的な積立てが中長期にわたって行えるよう、コストだけでなくリターンも重視した商品をラインナップし、よりお客さまのニーズに合わせた商品を選択いただけるようになりました。
<スマートフォンを中心とした投資信託のご提供>
KDDI株式会社とauカブコム証券株式会社が提供する、au PAY アプリのポイント投資に追加された「かんたん投資」専用の運用商品として4ファンドを設定しました。「かんたん投資」は5つの質問への回答を分析し、年齢(世代)に応じたおすすめファンドを提案するサービスです。
<長期資産形成に資する投資信託のご提供>
個人型確定拠出年金「auのiDeCo」の運用商品として提供している「auスマートファンドシリーズ」4ファンドについては、お客さま自身のニーズによって選んでいただけるようリスクとリターンのバランスを調整しており、長期的な資産形成のお役に立つファンドとなっています。
iDeCo提供ファンドの平均保有期間(ファンド毎)
名称 | 平均保有期間 |
---|---|
auスマート・ベーシック(安定) | 7.1年 |
auスマート・ベーシック(安定成長) | 10.0年 |
auスマート・プライム(成長) | 8.9年 |
auスマート・プライム(高成長) | 6.2年 |
(注記)
想定平均保有期間は2022年度の「年間平均残高÷年間合計解約額」で計算した理論上のものであり実際の平均保有期間とは異なる(年間平均残高は2022年度各月末残高の平均値)。また、ポイント投資による残高・設定解約額を除外して計算。対象は3年以上の運用期間がある当社公募ファンド。
iDeCoインベスターリターン(ファンド毎、率)
名称 | インベスターリターン |
---|---|
auスマート・ベーシック(安定) | -0.01% |
auスマート・ベーシック(安定成長) | 0.07% |
auスマート・プライム(成長) | -0.13% |
auスマート・プライム(高成長) | -0.18% |
(注記)
上記のインベスターリターンは月次の時価変動率の加重算術平均を12倍して年率換算した値。計算期間は2022年度(2022年4月~2023年3月)。
対象は3年以上の運用期間がある当社公募ファンド。
各月の時価変動率(r)は以下の定義に基づき計算した。当社シードマネーによる残高、及びポイント投資による残高・解約額を除外した。
当月末残高=前月末残高×(1+r) + (設定額-解約額-分配金)×(1+r / 2)
<投資教育に資する情報や体験のご提供>
当社では投資初心者のお客さまがPontaポイントを使って、手軽に無料で投資体験(ポイントを使った資産運用の練習)ができる「au PAY ポイント運用」の運用ポイント連動対象の投資信託として「auスマート・プライム(高成長)」を提供しています。
au PAY ポイント運用者数の伸び率
ポイント運用者数伸び率 | |
---|---|
2022年3月末時点に対する2023年3月末時点の伸び率 | +54% |
6.従業員に対する適切な動機づけの枠組み等【原則7】
当社は、投資運用業者及び確定拠出年金運営管理機関等として、従業員一人一人が忠実義務および善管注意義務を遵守するため、法令諸規則違反を防止することおよび企業倫理を遵守することを目的としたコンプライアンス研修を継続的に実施しています。
また、従業員が持つべき考え方や価値観を表した「KDDIフィロソフィ」について、フィロソフィ勉強会を開催して継続的な浸透を図り、従業員全体のベクトルを合わせ、不適切な判断や行動を抑止しています。
当資料は、記載のある金融商品の勧誘を意図するものではありません。
当資料は、当社が信頼できると判断した諸データに基づいて作成していますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
【auアセットマネジメント】
会社名 | auアセットマネジメント株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区西神田三丁目2番1号 千代田ファーストビル南館4F |
代表者名 | 代表取締役社長 清水 慎一 |
株主構成 | auフィナンシャルホールディングス 66.6% 大和証券グループ本社 33.4% |
事業内容 | 投資運用業 投資助言・代理業 第二種金融商品取引業 金融商品仲介業 確定拠出年金運営管理業 |
登録番号 | 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3062号 金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第872号 確定拠出年金運営管理機関登録番号792 |
加入協会 | 一般社団法人 投資信託協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 |
以上